米どころ宮城ならではの豊富で良質な稲わらや清らかな水に恵まれ育てられた黒毛和種。その中でも厳しい条件をクリアし、歩留等級(枝肉の量)がAランクかBランク、そして肉質等級(霜降りの度合いなど)は最高の「5」に格付けされたものだけが【仙台牛】と呼ばれます。
霜降りと赤身の絶妙なバランス、そして口当たりがよく柔らかでまろやかな風味と豊かな肉汁が特徴の、最高品質のブランド和牛なのです。良質な食味が口のなかでとろける仙台牛を、ぜひご賞味ください。
- 黒毛和種であること。
- 仙台牛生産登録農家が個体に合った適正管理を行い、最長及び最終肥育地が宮城県である牛。
- 仙台牛銘柄推進協議会が認めた市場ならびに共進会等に出品されたもの。
- 公益社団法人 日本食肉格付協会枝肉取引規格が、A5またはB5に評価されたもの。
宮城県から出荷されている黒毛和種のうち、仙台牛の名で出荷されるものは、年間約10,000頭。赤身と脂肪のバランス(霜降り度合い)、きめの細かさなど厳しい基準をクリアし、最高ランクに格付けされた牛肉だけが「仙台牛」の称号を得ることができます。
仙台牛と同じ育て方をしてC5~B3と評価されたものは「仙台黒毛和牛」となります。
※「歩留等級」とは、肉の量を表す基準値を判定します。
※「肉質等級」とは、肉の霜降り度合いや色、絞まり、キメなどを判定します。
宮城の清らかな水で育ったササニシキやひとめぼれなどの稲わらと麦、大豆などの飼料をぜいたくに食べて、約2年半をかけて丁寧に育てられます。仙台牛のおいしさの秘密は、宮城の豊かな自然と、生産者の愛情に隠されています。